石膏型から出た生地のバリをカミソリで削り落とします。
乾燥してしまうと、削りにくいので、半生の状態できれいに面取りです。
カミソリで削った部分を含め、生地についたキズを、スポンジにて水拭きします。滑らかになったら、乾燥させます。
乾燥後、約700度で素焼きを完了させます。こうすることで、このあとの作業がしやすくなり、ロスも減少します。これ以後は土は再生されなくなります。
銅版、絵付け作業して、生地に加飾を施します。
形だけでなく、こういった加飾により焼き物の価値が上がります。
写真の作業は銅版作業です。
釉薬をムラなく掛けます。光沢のあるものから、ザラザラの釉薬と様々な種類があります。
窯詰めの途中です。釉薬を剥がさないように1本ずつ詰めていきます。
仕切りに使っている棚はカーボンランダム(SiC)、硬くて重い耐火物で結構高価です。
白い柱は「ツク」といい、これも耐火物です。